指導者からの言葉
沢山あるので少しずつ、書き込みますね。
メンタルとフィジカル/ バレエの歴史と多様な舞踊/ 音楽・ミュージカリティ
夢を持っているならば、応援したい!と、指導者は思っています。
【physical problem 身体的な問題】
私の得意分野の1つです。
様々にアプローチしますが、下記は一般的な問題。
バレリーナは体を酷使します。個人差はありますが、週に5回6回と
レッスンをしていたら、体に負担がかかっていても不思議ではありません。
知らずのうちに蓄積された負担が怪我となって現れた時のショックさ!
バレエの生徒さんでよくみられるのが・・・
- 成長痛(医学的にこの言葉はなさそうです)オスグッド
-腰
-疲労骨折
-ひざ
-足と脚
-筋肉や靭帯などの炎症 などなど
痛いのはイヤだし、レッスンは休みたくないし、、
でもね、やっぱり怪我をしたのには理由があるので
一旦からだを休ませてあげましょう!そして、見直してね。
運動による疲労の蓄積の原因を。
★運動前後のストレッチは十分?きちんと指導を受けている?
★からだが固い 又は 柔らかすぎる(コントロールできているかな?)
★バレエやダンスには基礎となるメソッドがあり、目先の難技だけに
とらわれていない?
★食事のバランスは?
★睡眠は?
特に毎回のお稽古で、自己流は避けましょう!
体の内側から、身体的・精神的な相互作用を考慮して
一歩一歩のステップを積み上げていきたいですね。
世界中のバレエカンパニーには、こういった身体的な
ケアをしてくれるバレエ専門のフィジオセラピストがいます。
日本人でもバレエに特化したセラピストはいます。
私の友達であるMs Misako Okazaki も!
困った時には是非、コンタクトを!と、いいたいところですが
ためらってしまいますよね。。。
しかし、自分の体は自分で守りましょう!!
勇気をもって、身体のケア/ 休暇 必要です★
【Mental Problem 精神的な問題】
ざっくり。
心のデリケートな問題は、年齢や環境で異なります。
置かれた立場、目標、先生、親、友達、住んでいる場所、、
なにより自身の性格や気質! 良くも悪くも
ずっと付きまとう課題でもあります。
さて、私は始めに断言します。私の考えや意見は
限り無くちっぽけなもので、パーフェクトではありません(笑。
上記な訳で、私の考えを生徒さんに受け入れてほしいなんて
思っていないのです。それに反して、生徒さんには
生徒さん自身の思考、意見、目標を言葉を通して聞かせてほしいな。。
だんまりせず、お話してほしいな~~~と思ってます。
だって何を考えているのか解らないんですもの!
察することはできても、本質を知るには言葉のチカラがないとね。。。
さて、私のお勧めはメンターをつくること!!!
「相談役」を見つけるのです。
気が合えば、お茶友達だって誰でもいい。
同業種の人じゃなくてもいい。
客観的に意見を言ってくれて、時には叱咤激励してくれる方が理想。
ただ褒めてくれるだけの方は・・・研磨されないかも。。。
完全に自分を守ってくれる母親の存在は別でしょうね~
強すぎるママさん、迷いすぎるママさん、甘やかしすぎるママさん、
家族の支えあってのバレエ人生ですが、親が子供の人生を
かき回してはいけませんよ~~~
ありのままの「自分」を客観的に指摘してくれる存在、
いそうで、いないんですが、そんな方がいたらいいですね。
他人の言葉を引用して、
これからバレエを目指す生徒さんの親御さまへ
「お金も時間もかけて、汗もかく。」
趣味と本気は別物なのです!
大成するまでには、多くのサポートが必要です。
【舞踊の歴史 / 多様な舞踊】
知ってますか?歴史を知ると踊りにストーリーが浮かぶよ♪
○バレエの始まり
○ヨーロッパ と 旧ソビエト(ロシア)の関係性
○バレエ リュス
○ジャン コクトーとその仲間たち
○作曲家と振り付け家
○各国で発展してきた舞踊技術
○メソッド
○トゥシューズの表現
○バレエ演目のなかにある歴史と物語
○ナショナルとキャラクターダンス
○コンテンポラリー ← →肉体表現(技)
○モダン ← → 肉体表現(魂)カニンハム・グラハム・ピナ バウシュなど
○コンテンポラリーとモダンの成り立ち
○伝統芸能 : ヨーロッパの「バレエ」= 日本の「能」
ミュージカル = 歌舞伎
奥が深いです。私が説明できるのはこのくらいが精一杯(汗)!
踊ることの楽しさ、それを分析し理解して踊ることの奥深さ。
やっぱりバレエって楽しいーーーと思えるdancing time です。
【音楽 ・ ミュージカリティ】
肉体的な技術と平行して、「音」のこと学んでいますか?
私の得意分野です!!バレエと連結させて教えるのは得意だと思っています。
私自身はピアノは弾けません。 音程も読めません(人並みにドレミはわかります~)
もともと音楽を聴くのが好きで、CDが擦り切れて新しく買い換える
くらい沢山の「音」を聞きました。
そして在学時代に、世界のバレエ音楽をジャンル幅広く普及させている
Jonathan Still氏には特に沢山のことを学びました。
踊りが上手に見える技法の1つにミュージカリティは欠かせません!
少し掘り下げるなら呼吸とタイミング。
生まれつきもっている運動神経と同じように
生まれつきmusicallityをもっているなと、感じる
生徒さんは正直、います。
音を体現する能力が優れている。
それは、バレエが技術的に上手 or まだまだ とは
違う素材です。
①こんなに運動神経が良くて技術に長けているのに
何かが(バレエ&芸術として)足りない・・・
②下手っぴなのに、なぜか記憶に残る。。
どちらがいいのか、、、
もちろん技術もmusicallityも併用できているにこしたことはない。
前者も後者も、お稽古で足りないものを補うような
指導が出来ること、生徒側も受け入れること、
指導力と学習力があれば最強です!!!
続く・・・・・